屋根材を選ぶための１０のポイントを解説！

2019.02.15up!! 屋根工事

屋根のリフォームを検討されている方にとって、屋根材の何を知るべきなのかを把握することはとても大切です。
屋根材といっても、素材や工法によって様々な種類があり、それぞれの良さや機能も変わってきます。
この記事では、屋根材を選ぶ時に、どんなポイントを抑えておくべきなのかを解説します。

雨や風など、私たちの生活を日々支えてくれている屋根は、住宅において最も重要な部分のうちの１つです。
最近ではスレートやガルバリウムなど様々な屋根材が開発されており、耐震性、防音性、遮熱効果など様々な機能を持つ屋根材が多数あります。
それらの機能に加えて外観を美しく見せる為のデザインや、長くもたせるための耐久性も非常に重要なポイントです。
屋根材を選ぶ時にどんな点に注意すべきなのか、どういったことを気をつけるべきなのかを見ていきましょう。

１.耐久性

常に雨や風にさらされている屋根は、過酷な環境に耐えるためにも、その耐久性が非常に重要です。
お住まいを様々な危険から守る為にも、耐久性がどの程度なのかをしっかりと把握しておく必要があります。

２.遮熱・断熱性

屋根が守ってくれるのは雨や風だけではありません。熱や紫外線からもお住まいを守ってくれます。
暑さや寒さを和らげて、日々の生活を快適にしてくれる遮熱や断熱といった機能を持つ屋根材かどうかも確認しましょう。

３.防音性

強い雨が降った時は雨が屋根に強く当たる音が響きます。
その音を和らげてくれるのが、防音性を持つ屋根材です。

４.防水性

お住まいの最大の敵は雨水です。雨水が中に侵入してしまうと、雨漏りとなり、住宅の内部の腐食に繋がってしまいます。
お住まいを長持ちさせるため、外観を綺麗に保つ為にも防水性は重要なチェック項目の一つです。
防水性能は経年劣化によって薄れてしまうので、メンテナンス方法についても確認しておく必要があります。

５.価格

コストパフォーマンスは最も気になるポイントの一つです。
ご予算と相談しながら、最適な屋根材を選びましょう。

６.デザイン性

屋根材の交換を検討するなかで、せっかくならデザイン性が高く、外観の良い屋根の方が見た目にも美しく映ります。
デザイン性にも十分注目して屋根材を選びましょう。

７.施工性

複雑な形をした屋根にも施工できるかどうかは、デザインの幅を大きく左右します。
屋根の形などにもこだわりたい方は、施工性に注目して選ぶのも良いでしょう。

８.防災性

地震や台風といった自然災害への対策は、屋根材選びには欠かせない要素の一つです。
屋根材の耐震性、耐風性もチェックして把握しておく必要があります。

９.耐火性

耐火性のある屋根材の場合、万が一火災が発生したとしても、炎が広がるのを遅らせてくれることができます。
万が一の事態に備えて、ご家族の安全を守るためにも、耐火性はチェックすべき項目のうちの一つです。

１０.メンテナンス性

屋根は常に雨や風、紫外線などにさらされているため、時間とともに劣化していきます。
屋根が問題なくとも、下地が傷んでしまうことがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。
どの程度の経過年数でメンテナンスが必要なのか、どのように劣化をしていくのか、劣化のサインを知っておくことで、雨漏りなどになる前に、未然に防ぐことができるでしょう。

屋根材には様々な種類があり、その機能性やデザイン性も様々です。
これらのポイントを抑えて、お住まいに最適な屋根材を選びましょう。