雨漏りの最後の砦はルーフィング!ルーフィングについて解説!
2019.04.10up!! 屋根工事

雨漏りの最後の砦の役割を担っているのがルーフィングです。
屋根材よりも重要といわれており、防水性能については最も効果の高いものです。
スレートや瓦が破損したからといって葺き替えても、ルーフィングに破損があれば元も子もありません。
そんなルーフィングとは何なのか、耐用年数などルーフィングの基礎知識を解説します。

ルーフィングとは何なのか

ルーフィングとは簡単に言うと『防水紙』です。
屋根材の下に敷くので目立つことがなく、お客様が直接みることもあまりありません。
しかしルーフィングの役割は非常に重要で、ルーフィングのおかげで内部への雨水の侵入が防げているのです。
その防水性能が雨水を内部にいれることなく、お住まいを腐食させずに維持できているのです。
しかし同時に、ルーフィングは雨漏りの一番の原因ともなります。
ルーフィングが雨漏りの最後の砦のため、ルーフィングに破損などが生じてしまえば当然のことです。
ルーフィングにも種類があり、高機能で高価格なものもあれば、そうでないものもあります。
温度変化や伸縮性など機能面が優れていれば優れているほど高価になります。
その他にも、固定方法に違いがあり、タッカーで留める場合は小さな穴があいてしまうため、雨水の侵入経路になりますが、粘着式で固定するタイプのものもあり、ルーフィングをそのまま接着させるため雨水の侵入経路を作ることなく固定が可能となります。

ルーフィングの耐用年数・交換のタイミングとは

高性能なルーフィングを使用し、粘着式で固定すると、耐久性の高いルーフィングになります。
ルーフィングのメンテナンスについては、屋根材の下に敷いていることもあり、簡単にできるようなものではありません。
ルーフィングの耐用年数は20年程度と言われていますが、実際には環境や経年劣化、その他様々な状況の変化があるため、目安程度の記載しかありません。
経年劣化で自然と破損するものなので、時期が来たら屋根の葺き替えやメンテナンスと合わせてルーフィングの交換や補修をすることをオススメします。

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